コラム|福島市の歯医者|菊地歯科医院|福島駅徒歩7分

時間
9:30~12:30
14:00~18:30

★:土曜日午後は14:00~17:00まで
休診日:第2・第3金曜・日曜・祝日
※ただし祝日のある週の金曜日は診療いたします。

〒960-8032
福島県福島市陣場町9-21

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インプラントの精度を高める「歯科用CT」

皆さま、こんにちは。
JR福島駅東口から徒歩7分、福島銀行本店・信夫通りそばの菊地歯科医院です。
 
当院ではいくつもの先進機器を導入していますが、そのひとつに「歯科用CT」があります。
 
 

歯科用CTとは?

CTとは、コンピュータ断層撮影(Computed Tomography)の略称で、コンピュータを駆使してデータ処理と画像の再構成を行って断層写真を撮影できる機器のことです。
 
歯科用CTとは、文字通り歯科分野に特化したCTで、3Dの立体映像でお口の中を撮影して、歯をはじめ、神経、血管の位置、顎の骨の厚みなどを鮮明に映し出します。
 
 

インプラントで歯科用CTが活躍する理由

従来のレントゲン撮影は、立体の物を平面で見ることしかできず、周囲の骨や神経の位置まで知ることはできませんでした。
 
歯科用CTは、立体的にあらゆる角度から見たい場所の断層を鮮明に見ることができますので、レントゲン撮影だけでは判断の難しかった症状を発見することが可能になりました。
 
そのため、歯科用CTは精密な診査・診断・治療を行う上で非常に有効で、危険を回避した計画的な治療ができます。
 
とくに、インプラント治療でその効果を発揮します。
 
インプラントの人工歯根を埋入する際、神経や血管を避けて行う必要があります。
ですが、神経は多く枝分かれしているため、その枝分かれを歯科用CTで確実に発見して、そこを避けて的確に人工歯根を埋入していきます。
これは普通のレントゲンでは不可能なことです。
 
実際、2009年からの3年間で、インプラント手術の際に神経・動脈を傷つけてしまう事故が158件も報告されています。
このような事故を防ぐには、まずCT撮影を行い、それをもとに手術計画を立てることが非常に重要なのです。
 
 

被ばく量も問題なし

人が1日普通に生活する中で受ける放射線量は、約0.007ミリシーベルトと言われています。
また、1回の胸部のレントゲン撮影で受ける放射線量は、0.05ミリシーベルトです。
 
一方、歯科用CTで受ける放射線量は、1回の部分的な撮影で約0.016ミリシーベルト、1回のお口全体の撮影で約0.007ミリシーベルトとされています。
 
このように歯科用CTは医科用CTに比べて被ばく量が非常に少なく、よほど何度も撮影を繰り返さない限りは問題のない放射線量です。
 
 

当院で安心・満足のインプラント治療を

インプラントは、それまでの入れ歯やブリッジといった義歯に比べて、天然歯のような見た目や機能を得ることができる、画期的な義歯治療です。
 
歯科用CTは、このインプラント治療を的確に行うために欠かせない機器です。
 
当院では、世界的に高いシェアを誇り、臨床データも豊富なストローマン社のインプラントシステムを導入しています。
 
インプラントをご検討の方は、ぜひ当院までお気軽にご相談ください。